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2026年09月04日 更新

中高生海外交流事業2026 オーストラリア研修

【神石高原町から世界へ】

 令和8年7月25日~8月9日まで町立中学生4名、油木高校生5名がオーストラリアの姉妹校バンダバーグクリスチャンカレッジへの研修に参加しました。
 この研修では、2週間ホームステイをしながら姉妹校の授業を受け、英語インタビューやプレゼンテーションの実践が盛り込まれています。9人の中高生は、①コミュニケーションを取るための英語を学び、②多角的で国際的な視野を持ち、③毎日の日誌や対話から自分を振り返る時間の大切さを学び、④積極的に挑戦する姿勢を身に付けました。過去の参加者には、海外大学の進学や、海外就職をした先輩もいるこの事業、今回参加した生徒の感想をご覧ください。

参加者の感想

Aさん(将来の夢:海外で小学校教諭または保育士)

<7/30 ハプニング>
 今日、携帯電話、パスポート、財布が入った大事な鞄を失くしてしまい、かなり動揺した。その時ホストマザーが、「絶対見つけてあげるから大丈夫。心配しないで!」と励まし続けてくれた。ホストファミリーや学校関係者が一生懸命探してくれた結果、見つかった。「どうしてそんなに親切にしてくれるの?」とホストマザーに尋ねた。すると「I love you!」と返ってきた。その言葉に胸が熱くなった。協力してくれたみんなにありがとうと、ごめんなさいを伝えたいし、これから気をつけようと思う出来事だった。
<ホストファミリーからの返事>
 昨日はあなたの鞄を見つけることができてとても嬉しかったよ。誰もがみんな人生のどこかでものを置き忘れることはあります。私たちはAがもう心配しなくていいように鞄を見つけてあげたかった。あなたが来てくれて私たち家族は本当に幸せだし、もう一度I love you を伝えたい。

<8/3 親友>
 ホストシスターに「親友はいるの?」と聞かれた。私は「友達はいるけど、親友はいないよ」と答えた。すると彼女は「あなたは私のベストフレンドだよ」と伝えてくれた。すごく幸せな気持ちになった。
<8/4 将来の夢>
 今日一番嬉しかったことは、姉妹校の小学5年生の女の子が、私のことを覚えてくれていたこと。その時、小さい時に、海外で保育士か小学校の先生になりたいと思っていたことを思い出した。そして、今日もう一度、子どもと関わる仕事がしたいなと思った。
 最近良く感じることは、オーストラリアの家族は仲が良いということ。この国では大人も仕事が早く終わって帰宅でき、子どもも自分の部屋ではなく、リビングで過ごす。家族を大切にする文化がある。
 もう一つ感じるのは、「あなたの好きなようにして」とよく声をかけてもらえること。これが、私にはすごく難しい。日本では決められたことをやることが多いからだ。オーストラリアの生徒と日本の生徒の一番大きな違いは、「好きなように」しているか「決められたことをしているか」だと思う。

<8/5 友情>
 昨日の小学5年生の女の子が、手書きの手紙とカンガルーのぬいぐるみをプレゼントしてくれた。手紙には、「あなたがここでの時間を楽しんでくれていると嬉しいな。私たちは友達だよ!一緒に楽しく過ごせる友達を見つけることができて嬉しい!」と書いてあり、住所もあった。帰国後、手紙を書こうと思う。

<8/8 お別れ>
 ここでの2週間が楽しすぎたし、すごく幸せだった分、別れの時はすごく寂しく感じた。ただ、感謝の気持ちをスラスラ伝えることができたことで自分の成長を感じることができた。次はいつになるかわからないけれど、必ず会いに来たい。

<帰国後の振り返り:新しい自分を知る>
 研修に参加する前は、失敗することが嫌いで、悪いことだと思っていました。研修では、迷惑をかけてしまい、苦しい思いをしましたが、失敗したからこそ学ぶ事ができ、自分の殻を破ることができたと思います。こんなに楽しいと思えたのは、初めてです。研修中は楽で安全な道を選ぶのではなく、やってみたいと思う方を選ぶことができました。
 学校では、自分の意見をしっかり伝え、人の意見に合わせるのではなく、自分のしたいことをするようにしたいです。オーストラリアの生徒は自分たちの好きなようにしたいことをしていました。これまで私は、自分のしたいことをしていなかったので、自分の好きなことをするのは難しかったけれど、だんだんとできるようになってきました。そして今は挑戦することが大好きです。どんな時も相手や周りのことを考えながらも、自分がどうしたいかを一番大切にしたいと思います。そして、物事を様々な角度から見られるようにしたいです。
 たくさんのことに挑戦し、新しい自分を知り、先生たちが挑戦することの大切さや「2週間で人が変わる」と言っていた意味がやっと理解できました。

 

Bさん(将来の夢:多言語通訳) 

<7/25 英語インタビューに挑戦>
 今日は成田空港でWhat makes you happy?(あなたにとっての幸せとは?)の英語インタビューに挑戦した。答えはみんな違ったけれど、みんな子どもの頃の夢は似ているのだと気づいた。例えば、ゲームをすること、友達と遊ぶ事など。中には忘れられない答えがあった。「トラブルに遭うことが幸せにつながる」との答えに思わず理由を聞いてみた。「毎日何かしらの変化があることが、単調な毎日よりも良い」との答えに、僕は賛同した。なぜなら、課題を乗り越えることはとても重要なことだからだ。オーストラリアにいる間に、この答えを超えてくる人に出逢ってみたい。

<7/31 英語コミュニケーション力の変化>
 1週間の学校生活が終わり、これまでできたこと、変化したことを振り返ってみた。来たばかりのころは、知らない単語や冠詞the・a などまで聴き取ろうとしていた。しかし、知っている単語だけでも聴き取ろうとすると、理解できるようになっていた。また、完璧な英語が理想だが、伝えようとする気持ちが大切だと感じるようなった。そこからたくさん現地の友達ができ始めた。より理解してもらうために、発音や論理的思考、そして、自分の知っている単語に置き換えることも必要だと学んだ。残りの1週間は自分のあたりまえを壊していきたい。

<ホストファミリーからの返事>
 1週間一緒に過ごしてみて、Tの英語は確実に上達しているし、会話が楽しくなってきたよ。

<帰国後の振り返り>
 研修に参加し、人との仲を深める方法や、論理的思考、自分のあたりまえを疑うことなど、英語以外の大切なことを学ぶ事ができた。これから自分が大切にして行こうと思うことが増えることによって、考え方の選択肢が増えた。帰国後はみんなの意見を聞いてベストな案を出せる存在になりたい。

Cさん(将来の夢:検討中)

<英語はコミュニケーションツール>
 日本と違うことが多すぎ、最初は戸惑ったけれど、この体験こそが面白かった。自分ではできると思っていたところが思ったよりもできず、すごく驚き、困った。小学生に日本の手遊びグーチョキパーを教える授業でプレゼンテーションに挑戦した。その時の小学生の発想がとてもユニークですごいと思った。また、「67」という世界共通のジェスチャーで大盛り上がりしてくれ、良い思い出ができた。
 最終日、ホストファミリーと別れることが悲しかった。ブリスベン空港で「What makes you happy?」のインタビューへ一人で行くことが怖くなくなっている自分に気づいた。話が盛り上がるようになり、15分で7人もインタビューすることができた。
 帰国後、日本語を心の中で英語に言い直すようになった。試験のための英語ではなく、話すための英語を身につけたいと思った。英語を学べば、国も文化も違う人と関わることができた。英語は新しい経験をするための道具であることが分かった。

 

Dさん(将来の夢:保育士)

<夢への挑戦>
 私は将来の夢が保育士です。今回、外国の保育方法などを学ぶためにオーストラリアへ行きました。保育所でのコミュニケーションの仕方以外にも、積極的に自分の意見を発表する大切さを学びました。「What makes you happy?」のインタビューでは、空港などで知らない人に英語で話しかける経験をしました。
 また、BCCの保育所にも行くことができました。そこでは、先生も子どもと一緒にすごく楽しんでいました。大人が楽しんでいるかどうかは子どもにそのまま伝わると感じ、私はずっと笑顔でいようと思いました。研修に関わってくれた先生たちのおかげで、保育士になりたいという気持ちが強くなり、一生忘れられない経験をさせてもらえました。
 今回の研修では、改めて日本のすばらしさや、神石の魅力がわかりました。その中でも、この海外交流をしていることが魅力で、この活動があったからこそ英語をもっと学びたいという思いが生まれました。この経験を将来の夢だけでなく、学校生活、日常生活にも活かしたいです。学校では姉妹校の生徒のように積極的に発表していくことや、この経験を多くの人に伝えることに挑戦したいと思います。

 

Eさん(高校生)

<価値観の変化>
 渡航前は人と話すことが苦手だったが、インタビューで人の話を聞く面白さを知った。見た目が怖い人も、とても素敵な笑顔を見せてくれたり、英語をゆっくり話してくれたりした。もっと英語を勉強したいという意欲が増した。

 

Fさん(高校生)

 <挑戦する気持ち>
 インタビューをすることで、「間違いを恐れず、まず話してみよう!」という気持ちになれた。ホストファミリーが二つの仕事を掛け持ちしている理由や、大変さについてなど深い会話ができるようになっている自分の成長に気づいた。

 

Gさん(高校生)

<新たな習慣>
 オーストラリアの人は思ったらすぐ行動する積極性があり、嫌なことがあっても前向きに考える良さがあった。自分もなんでも挑戦してみようと思うようになった。また、帰国後、毎日英語を聞く習慣がついた。

 

Hさん(高校生)

<90人インタビュー>
 What makes you happy? について、90人にインタビューをすることができた。インタビューでは、逆に質問されることもあり、見知らぬ人に英語で話しかける抵抗感が減った。オーストラリアの人は意見が異なっても受け入れる習慣があった。これから研修に参加する人に「はずかしさは、すてること」を実践しほしい。

 

Iさん(高校生)

<ネイティブスピーカーの発音を習得>
 ホストファミリーが英語の先生だったので、毎日の英語日誌の添削を細かくしてもらえ、発音や、抑揚のつけ方が身についた。もう一度行くことができるなら、事前にALT(外国語指導助手)の先生とたくさん話すことに慣れてから挑戦したい。

お問い合わせ先

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教育委員会 教育課

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